mad

 【最近1週間ほどの記事】 (* のついた写真はクリックで拡大します)


10月1日(土) さらば、野々村竜太郎の生家が見える穴蔵
 朝、某引越し社から荷造り担当(女性2名)が来穴蔵、引き続きロジスティックチームが大量のダンボールと包装資材を置いて去る。
 仕分けして置いた本・CD・雑資料を梱包していく。引き続き本棚の本も。
 (トラック使わない移動分も梱包するのであった/これは時間短縮のためらしい。)
 この間、おれは机周辺の箱詰めされると困る雑品や堀晃さんの絵画などをシン穴蔵へ運ぶ。
 本とCD・DVDばかりで、量は多いが、作業は楽な方らしい。
 流し周辺、風呂場、トイレ、ベランダ、押入れ、なーんもないのに驚いている。
 普通は、食器・台所用品・衣類・履き物・寝具・置物・玩具・その他雑多なものが多くて、たいへんらしい。
 2時間半ほどでダンボール数十ケースが積み上げられた。
 午前中に作業終了。搬出は明日である。
 本日は秋の引越のピークらしく、作業員が確保できないらしい。
 昼は自宅でビール一杯飲み、しばらく休憩。
 午後……ダンボールと机とパソコンだけの部屋でエルゴヒューマンに座って過ごす。
  *
 まさに明窓浄机。なかなかいいものである。
 野々村竜太郎の生家が右手50メートルに見える。
 2000年8月以来16年を過ごした部屋、今日が最後である。
 こうなると、ちょっと名残惜しい気もする。

9月30日(金) 穴蔵/ウロウロ/シン穴蔵
 慌ただしいのであった。
 朝の通勤ラッシュが終わった頃に地下鉄で淀屋橋へ。ガスビルあたり〜旧勤務先近傍〜船場周辺を歩いた後、南本町の某社へ。
 ここで最終契約。
 16年間過ごした「穴蔵」を引き払い「シン穴蔵」に移動することになったのである。
 法的には本日の正午を持って、旧穴蔵を退去、シン穴蔵に移ったのである。
 10月1日では遅すぎる。
 おれはこの名作を忠実に実行してきた。
 (ただし、世間の実態にあわせ、土日の2日間が移動日となる。)
 まっすぐ帰館。
 午後は、専属料理人とともに、穴蔵の整理。
 本・CD・DVD・PC・文房具以外の生活洋品(衣類、食器からカーテンまで)が意外に多し。
 汗ドロドロ。
 シャワー浴び、5皿ほど並べてもらって盛大にビール。
 ややこしい9月がなんとか過ぎる。

9月29日(木) 穴蔵/ウロウロ
 曇天、断続的に雨である。
 朝、某紙業の小型トラックが来て、結束して積み上げていた古紙(タイムマシン業の15年分の紙資料、古雑誌、時代遅れとなった実用書など)を20分ほどで積み込んで持ち去る。おれの体重程度を台車に乗せて4往復だから、推定250キロほど。
 穴蔵すっきり……とはならず、そんなに変わらない。
 ほとんどが押入に詰め込んでたか床に積み上げてたものだからであろう。
 書架に入る量を限度とする……毎回それを目標に片づけるが、毎回ダメである。
 しかし、気分的には、ちょっと一息。
 金融機関などに行く必要あり、昼、久しぶりに梅田散歩。
 ジュンクドーも覗くが、さすがに今日は本を購入する気にならない。
 グラフロ北館の9階ガーデンから完成間近(1週間後にオープン)の「うめきたガーデン」を見る。
  *
 チャチなものである。9月初めに工事開始、工期は1ヶ月ちょっとだから、こんなものであろう。
 中之島のバラ園が靫公園の方が雰囲気はよさそう。千円払う気分にはならんなあ。

9月28日(水) テントさんの訃報
 このところ眠りが不規則である。
 片づけの作業に疲れたら仮眠というパターンで、3時間ほどのうたた寝の繰り返し。
 朝6時頃に目が覚めたら、衝撃のニュース。
 テントさん交通事故死
 昨夜、谷九交差点の歩道で乗用車にはねられ死亡という。地下鉄で降りて生玉さん方面へ行く時に渡る交差点である。
 うーん。不思議な思いだ。
 65歳で、おれよりずっと若いのに、30年以上前から「伝説の芸人」だったからなあ。
 おれには「大空テント」と呼ぶ方がしっくりくる。
 80年代には時々関西のお笑い番組で見たと思う。ともかく怪芸人で、芸か地か区別がつかないところがある。
 四半世紀ほど前、小佐田さんが台本書いていた小劇団のオレンジでの公演に特別ゲストとして出てきて「どちらのギャグがくだらないか」というギャグ合戦を繰り広げたが、ステテコ腹巻き姿で、ともかく、くだらないけど大受けであったなあ。
 最後に見たのが10年前の「蜘蛛の決闘」……これyoutubeにアップされてないかな。「人間パチンコ」は見られるようだが、おれが最後に見たのは「伊藤家の食卓」という番組でやったのである。

9月27日(火) 穴蔵
 終日穴蔵。
 うーん、疲労感が抜けず、肉体労働は無理である。
 何とか書籍の区分けはできたので、ここから先は「業者」まかせとする。
 それにしても……「本の雑誌」で北原尚彦さんがSF蔵書家の巣窟ルポをやってる。
 ヨコジュン、星敬、牧眞司、日下三蔵、大森望の書庫はだいたい想像がついてたが、鏡明のところがこんなに凄まじいとは。
 近い将来、どうするつもりなのよ。
 と、余計な心配をするが、かれらも石原藤夫さんの私設SF資料館にはかなわない。こちらは見事に整理されているのだから。
 おれは、穴蔵の、せいぜい2,000冊(播州龍野の書庫でも1万冊以上、2万冊以下だろう/こちらは積んどくだけ)の整理で体がおかしくなりかけたのだからなあ。
 無理せず、困ったらオロモルフ博士の資料館を頼ることにして、もう本に執着はしないのである。

9月26日(月) 穴蔵
 終日穴蔵。
 本日は「再読」は極力やめて、本の仕分けの肉体労働に集中する。
 廃棄する資料は、やはり迷うが、80年代の著作権関係のものは全部捨てることにする。
 科学誌も、オカルトがらみは全部処分。
 XP時代のPC関係はすべて廃棄。
 旧勤務先関係はちと迷う。某ワイドショーお騒がせ事件のファイルもそうだが、業界誌などに書いた記事もあり(ゴースト務めたのも結構あって)、あと数年保管するか。
 SF関係はやはり捨てられず、播州龍野の書庫送りとしてダンボールに詰める。
 本を詰めたダンボールを持ち上げられないことに気づく。嗚呼。
 ぎっくり腰よりは、業者に依頼する方がいいようだ。


>>ちょっと前の記事

>>もっと前の記事【1996年〜の目次】
SF HomePage