カメ天国通信


その108

【カメ人間日記】
(2005年3月後半)

三月十六日(水)
*菜の花とホタテのスパゲティ、レタスとダイコンと水菜のサラダ。

三月十七日(木)
 今日はけっこう書いた。しかもなかなかうまくいったのではなかろうか。えらいぞ私。一年に一日くらいは、こういう日がある。
*豚汁、玄米、レタスとダイコンと水菜のサラダ、はっさく。

三月十八日(金)
*豚汁、玄米、レタスとトマトとほうれん草のサラダ。

三月十九日(土)
*豆乳鍋。

三月二十日(日)
 SF関係の人達が子供のお祝いをしてくれるというので、子供をぶら下げて、妻と一緒に谷九の焼肉屋へ。例によってはじめから終わりまで、ずっとアホな話ばかりしていた。
 一方、小春9000は、焼肉とSFの空気をたっぷりと吸い込みつつ、はたして何を学習しているのか、まわりにいる大人たちをきょろきょろと見ているのであった。
*焼肉、冷麺、キムチ、他。

三月二十一日(月)
*野菜炒め、白米、レタスとダイコンと水菜とチーズのサラダ、イチゴ。

三月二十二日(火)
 小春は今日で二ヶ月。記念の足形と手形をとった。このあいだ、そういうキットを貰ったのである。
 ついでに私も四十三歳になった。なにしろもう桑畑三十郎の年もバカボンのパパの年も越えてしまったので大した感慨はない。
 ところで、アルプスの少女ハイジに出てくるオンジはいったい何歳なのだろう? 子供の頃は爺さんだと思っていたのだが、今見るとけっこう若い。もしかしたらあんまり変わらないのではないか?
*味噌汁、鯵の塩焼き、白米、レタスと水菜とトマトとチーズのサラダ、キムチ、パンナコッタ、バンペイユ。

三月二十三日(水)
 とか言ってたら、とり・みきさんが教えてくれた。MIXIは便利だね。なんでも、設定によるとオンジは70歳らしい。めちゃめちゃ元気でしっかりした70歳だと思うのだが、アルプスではあれが普通なのか。
 あ、そう言えば、「アルプスの少女ハイジ」を、フランクフルトのホテルのテレビで見たことがある。朝起きて、なんとなくテレビをつけたらやっていたのだ。しかもそれはクララが立つところである。あれはびっくりしたなあ。
 さすがは21世紀である。
*蜆の味噌汁、白米、小松菜と揚げのお浸し、パンナコッタ。

三月二十四日(木)
 夜、劇団の稽古。今回の稽古始めである。
今回は三話のオムニバスなのだが、そのなかの一話は私が書いている。読みあわせを二回して、あとは雑談。
*カボチャの味噌汁、白米、ブロッコリーとトマトとほうれん草のサラダ、小松菜と揚げのお浸し、いかなご、パンナコッタ。

三月二十五日(金)
*バゲット、猪肉のテリーヌ、味噌汁、ブロッコリーとトマトとほうれん草のサラダ、ポテトサラダ、アボカド、イチゴ。

三月二十六日(土)
*チゲ。

三月二十七日(日)
 この数日で、ぼちぼちと妻が台所に復帰。大雑把なものしか作れない私だが、まあそこそこはおいしいのではないかと思っていたのだが、こうして食ってみるとやっぱりまるで違うのであった。いちばんの違いは、かけなければならないところで、ちゃんとひと手間かけるかどうかなのだ、ということはわかってはいるのだが、ずぼらな私にはそれができない。
*手巻き寿司、水菜とトマトと玉葱のサラダ、パンナコッタ。

三月二十八日(月)
*鰻丼、鶏と野菜のスープ、水菜とトマトと玉葱のサラダ、アボカド、パンナコッタ。

三月二十九日(火)
 あまり弾かなくなっていたギターを、最近、またよくいじるようになった。
 テンションコードとか、なんのこっちゃわからないし、押さえ方もややこしいし、いったいどこでどう使えばいいのかわからないし、そもそもフォークとロックから入ったギターだから、そんなコードは必要無かったのだ。それがこの頃、少しずつではあるが、テンションとかディミニッシュとか、そういう理屈がわかってきて、ジャズギターの教則本などを見ながら指をひきつらせて鳴らしてみると、なんとまあそれだけでなんだかうまくなったような気がして気持ちがいいではないか。
 トランペットを習うようになってから、ピアノでそういうテンションコードを押さえることを覚え、そのおかげでそういう響きのおもしろさがわかるようになり、ギターでずっとやらなかったことを今になってやることになった。楽器というのは面白いなあ。
 というわけで、そんなことばかりして遊んでいる。あとは、子供を見ていたり。
*カボチャとブロッコリーの炒め物、水菜とトマトと玉葱のサラダ、白米、紫蘇じゃこ、しば漬け。

三月三十日(水)
 桂雀三郎つるっぱし亭に行く。
 立ち見が出て、入れなくなるほどの大盛況。もちろん、この会の質を考えるとそうなるのは当たり前である。まったく宣伝などしていないが、前から来ている人はずっと来るだろうし、口コミで新しく観に来た人もずっと来ることになる。じわじわと増えてきて、もう満員だ。今度からはもうちょっと早めに行かないといけないなあ。例によって田中啓文も来ていた。それにしても、上方の落語家の間での『笑酔亭梅寿謎解噺』の人気はすごい。こんなに落語家に喜ばれた小説はないのではないか。なんともくやしいことである。
 落語家にこれだけわかってもろてんねんから、別に北上次郎にわかってもらわんでもええやん。
*打ち上げの場にあったもの。

三月三十一日(木)
*菜の花と蛤のスパゲティ、水菜とマッシュルームとトマトのサラダ、鶏と野菜のスープ。


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