カメ天国通信


その115

【カメ人間日記】
(2005年7月前半)

七月一日(金)
 ひさしぶりに梅田に出るとものすごい人でもうそれだけでもうダメである。田中哲弥があれほどまでに大阪を嫌うのも当然だと思う。
どしゃぶりの雨のなかをレインドッグスへ。御堂筋ブルースバンドのライブなのである。ゲストは桂雀三郎師匠。ボーカルの野本さんと師匠は、船の余興でいっしょになって以来、二十何年のつきあいで、第一回の独演会のゲストはアンタッチャブル(野本さんのやっているブルースバンド)だった。そして、そのとき客席にいたのは、大学の落研の新入部員だった私。
 ライブの最後にやった「好き好きソング」はめちゃくちゃかっこよかった。アンコールは「南海ファンやもん」。
*生ビールと正宗屋にあるカレー味のものとか、いろいろ。

七月二日(土)
*カレー、パプリカとマッシュルームとレタスのサラダ、ラッキョウ、グレープフルーツ、氷わらび。

七月三日(日)
*カレー、パプリカとマッシュルームとレタスのサラダ、氷わらび、マンゴスチン。

七月四日(月)
 どしゃぶりの雨。朝、ベランダを見ると、亀がまた卵を産んでいる。こんどは九個。前に産んでから半月ほどなのに。いったい何個産むつもりだ。
 午後、劇団の稽古場でトランペットのレッスン。練習曲は引き続き『Dizzy Atmosphere』。
*モロヘイヤのカレー、パプリカとマッシュルームとレタスのサラダ、グレープフルーツ、氷わらび。

七月五日(火)
*炊き込み御飯、茄子の煮物、ちんげん菜とレンズ豆のスープ。

七月六日(水)
*モロヘイヤのカレー、トマトと胡瓜とモツァレラチーズと玉葱のサラダ、ヨーグルト、グレープフルーツ。

七月七日(木)
 両親が、孫を見にやってきた。といっても杉良太郎を見るついでらしく、すぐにばたばたと歌舞伎座方面へ去る。
 夜、ひさしぶりに五十分ほど走る。
*ラムチョップ、トマトと胡瓜と玉葱のサラダ、モロヘイヤのスープ、ヨーグルト、グレープフルーツ。

七月八日(金)
 それにしても、子供の頃にはなにがうまいのかさっぱりわからなかった胡瓜やトマト、他にもいろんなものがここ数年すごくうまく感じるというのは、嬉しいことである。味覚というのは学習なのかなあ。たぶん昔は腹が減って腹が減って、学習どころではなかったのだ。最近になってやっと本をゆっくりゆっくり読むことができるようになったのと同じようなものか。
*クリームシチュー、白米、トマトと胡瓜と玉葱のサラダ、モロヘイヤのスープ、ヨーグルト、グレープフルーツ、パウンドケーキ、桃。

七月九日(土)
*天麩羅うどん、生湯葉、夕張メロン。

七月十日(日)
*クリームシチュー、白米、チーズ竹輪、パウンドケーキ、夕張メロン。

七月十一日(月)
 大阪大学へ菅浩江さんの講義を見物に行く。やっぱり、日経サイエンスくらいはちゃんと毎月読まんといかんかなあ、と思う。昔の科学朝日は好きだったのだが。
 帰りに田中啓文と駅前の商店街でぐだぐだと飲む。
*生ビール、他。

七月十二日(火)
*クリームシチュー、白米。

七月十三日(水)
 塚口でピッコロ劇団の『雨かしら』(作・演出 内藤裕敬)を観て、難波で桂九雀さんの落語と芝居を組み合わせた試みである『噺劇』を観て、またまた田中啓文と飲んで帰ってくる。おかげで演劇のこととか落語のこととかいろいろ考えた一日だった。
*生ビール、他。

七月十四日(木)
*あゆの塩焼き、押し麦入り御飯、トムヤムクン、トマトと玉葱と胡瓜のサラダ、夕張メロン。

七月十五日(金)
*そうめん、トマトの玉葱と胡瓜のサラダ、夕張メロン。



無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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