カメ天国通信


その132

【カメ人間日記】
(2006年4月前半)

四月一日(土)
 朝から晩まで一心寺方面で劇団関係の用事。
*弁当。

四月二日(日)
 同じ。
*焼肉。

四月三日(月)
 白菜のサラダがこんなにうまいということをこの年になるまで知らなかった。当たり前だが、やっぱりまだまだ知らんことはいっぱいある。
*カレーライス、おから、白菜とレタスのサラダ。

四月四日(火)
 本日、娘は「ラッパを吹く」という行為を発見した。一年と二ヶ月ちょっとで、吹き込んだ息が音に変換されて出てくるということを理解したわけである。しばらくぷうぷう吹いて、急に寝てしまった。
*菜の花とベーコンのパスタ、レタスと生ハムのサラダ、クレームブリュレ、葡萄饅頭。

四月五日(水)
 田中啓文から、これから桂八天さんといっしょに串かつ屋の「やぐら」へ行こうと思うのだが、店の場所がよくわからないので教えてくれ、という電話があったので、さっそく教えてやり、まあせっかくだからちょっといっしょに飲もうと出かけたのだ。
 ところが、「やぐら」に行ってみると、シャッターの閉まっている店の前には田中啓文が突っ立っている。どうやら今日はやぐらは休みらしい。話を聞いてみると、ここに来る前にもどこかの店に行って、そこも休みだったという。なんというか、田中啓文の効率の悪い人生をまざまざと見せつけられたようで、背筋が寒くなる思いがした私であった。仕方なく、やぐらの向かいにあった焼き鳥屋で三人で飲み、新作の落語会のことなどを話したりした。
*カレーライス、コールスロー、アロエヨーグルト。

四月六日(木)
 昼過ぎ、近所の桜のある公園に弁当を持っていって食べる。子供はそこいらを這い回ったり伝い歩きをしたりして大はしゃぎ。去年の今頃はまだ寝ているだけで、まだはいはいもできなかったのになあ。生き物というのはすごいもんである。
*キムチ炒飯、水菜とレタスのサラダ、わかめスープ、生クリームとカスタードのケーキ、オレンジピール入り生チョコ。

四月七日(金)
 いい天気なので、晩御飯を弁当箱につめてまた昨日と同じ公園へでかける。夕暮れ時の桜もなかなかよろしい。飯もうまかった。世界はうまいものでいっぱいだ。
*おにぎり、蕪と塩豚の炒め物、里芋とれんこんの煮物、菜の花のお浸し、水菜のサラダ、いかなご、キムチ、生クリームとカスタードのケーキ、オレンジピール入り生チョコ。

四月八日(土)
 夜、五十分ほど走る。
*骨付きラムのステーキ、水菜のサラダ、ほうれん草のお浸し、バゲット、チーズ、フルーツロールケーキ。

四月九日(日)
 家からいちばん近い公園に晩御飯を持っていって夕空と桜を見ながら食べる。このあいだ拾った中華屋の出前用のおかもちにカレーとヨーグルトを入れていったのだ。公園でカレーライスを食うというのは、なんとも妙な気分でおもしろかった。
*カレーライス、ヨーグルト、ナタデココ、ホワイトチョコレートのトリュフ。

四月十日(月)
 午前中、劇団の稽古場でトランペットのレッスン。午後は本を読んだりだらだら。
*ホタテと蕪とほうれん草の手打ちパスタ、水菜と玉葱のサラダ、抹茶ホワイトチョコレートのトリュフ。

四月十一日(火)
 夜、五十分ほど走る。
*塩豚と蕪の炒め物、おから、玄米、いかなご、味噌汁、キムチ、春菊と菜の花と蕪の葉のお浸し、めかぶのコチジャン炒め、抹茶ホワイトチョコレートのトリュフ。

四月十二日(水)
*カレーライス、水菜とレタスのサラダ、ヨーグルト、ブリュレ。

四月十三日(木)
 夜、五十分ほど走る。
*蒟蒻と小芋と葱の煮物、白米、水菜とレタスのサラダ、キムチ。

四月十四日(金)
 近くの公園に弁当を持っていく。明日からまた雨みたいなので、これで今年の花見は終わりか。
*豚キムチ、白米、味噌汁、ブリュレ、ロールケーキ、林檎。

四月十五日(土)
*盛岡冷麺、林檎。


無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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