カメ天国通信


その144

【カメ人間日記】
(2006年10月後半)

十月十六日(月)
*茄子とピーマンと唐辛子の炒め物、白米、鯵とカワハギの塩焼き、ジャガイモとサツマイモのガレット、味噌汁、ずいきの甘酢漬け、焼き枝豆。

十月十七日(火)
 夜、一時間ほど走る。
*小松菜の煮浸し、ほうれん草の炒め物、五穀米、味噌汁、プルーン。

十月十八日(水)
 ライブに行く。
 唐口一之(Tp)、宮哲之(Ts)、西川悟志(B)、北岡進(Ds)、MIE(P)
 なぜあんな音が出せるのか、本当に魔法としか思えないのだが、まあたぶん魔法の一種なのだろうなあ。
*ラムと野菜の鉄板焼き。

十月十九日(木)
 夜、劇団の稽古。
*ペンネ・ゴルゴンゾーラのクリームソース、トマトとバジルのサラダ。

十月二十日(金)
 ある芝居を観に行ったのだが、これがまたとにかくもうダメな内容で、体調まで悪くなってしまったのだが、そのまま自転車で田中啓文氏とその友人のY氏が飲んでいる串かつ屋に行って、そのY氏が考えた新作落語のプロットみたいなものを読ませてもらい、これはこのまま書けばいけるだろうということで、田中啓文氏が書くことになり、私も『ハナシをノベル』でちょっとやりたいことがあったので、それを話したりしているうちにもう夜中になって、にもかかわらず田中啓文氏が帰りたがらないので、もう一軒行くことになって、家に帰ったら二時過ぎだった。
*串かつ、他。

十月二十一日(土)
 夕方から劇団の稽古。
*クリームシチュー、白米、大根の葉と塩豚のきんぴら。

十月二十二日(日)
 ちょっとしたイベントみたいなものの中で、三十分ほどの芝居をやる。劇団受けの仕事なのである。朝の八時半からリハーサルをやって十時半には本番終了。
*クリームシチュー、白米、大根の葉と塩豚のきんぴら。

十月二十三日(月)
 午後、劇団の稽古場でトランペットのレッスン。練習曲は『Autumn in New York』。
*発芽玄米の黒豆ご飯、味噌汁、アイナメの塩焼き、かぼちゃプリン、蜜柑。

十月二十四日(火)
 一心寺シアターのワークショップというか、演技とか身体を動かす稽古をいっしょにやるというだけの集団というか、劇団とは違う形のそういう集まりに参加することになって、今日がその第一回目。しかしまあ、いつもながら、なかなか思うように動かない不細工な身体であるなあとつくづく思う。
*ほうれん草とピーマンと塩豚の炒め物、白米、クリームシチュー、コールスロー、かぼちゃプリン。

十月二十五日(水)
 夜、五十分ほど走る。
*キムチ炒飯、味噌汁、大根と玉葱のサラダ、コールスロー、かぼちゃプリン。

十月二十六日(木)
*発芽玄米の栗ご飯、味噌汁、ピーマンとキャベツと人参と空芯菜の炒め物、大根と玉葱のサラダ、エクレア、ワッフル。

十月二十七日(金)
*サムゲタン、大根と玉葱のサラダ、味噌汁、焼き枝豆、エクレア。

十月二十八日(土)
 脱穀のために田舎へ帰る。
*焼肉、白米、キャベツ千切り。

十月二十九日(日)
 新米と大根とキャベツを抱えて大阪に帰ってくる。
*鯵の塩焼き、白米、味噌汁、キムチ、大根と玉葱のサラダ。

十月三十日(月)
*キャベツとピーマンと塩豚の炒め物、発芽玄米の黒豆ご飯、キムチ、味噌汁、大根と玉葱のサラダ、ジャガイモとサツマイモとかぼちゃのガレット。

十月三十一日(火)
 昼間、近所の路地で子供を遊ばせていると、たまに道で会う婆さんがいたので挨拶して 通りすぎた。すると、その婆さんがいっしょにいた二人の婆さんに私と子供のことを説明している。
「ほら、あの子、かわいいやろ。お父さんはやっぱり女の子のほうがかわいいんやろなあ。あの人、火曜日が休みやねん。そやからいっつも火曜日にはな、ああして遊んでやってるわ」
 どうやら、婆さんの脳内では、
【平日におっさんが子供と遊んでいる。】
【平日が休みの人に違いない。】
【今日も遊んでいる。】
【今日は火曜日だ。】
【では、あの人の休みは、火曜日だ。】
【これまで何度か見かけたが、あれは全部火曜日の出来事だったのだ。】
 という判断が瞬時に行われ、これまで私と会ったのはすべて火曜日だったという記憶の改変までなされてしまったようである。こういう事態まで考えなければならないのだから、アリバイ工作というのはかなり大変だろうなと思う。
 夜、一時間ほど走る。
*空芯菜の炒め物、発芽玄米の黒豆ご飯、大根の葉のきんぴら、キムチ、大根と水菜のサラダ、ジャガイモとサツマイモとかぼちゃのガレット。


無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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