カメ天国通信


その154

【カメ人間日記】
(2007年4月前半)

四月一日(日)
 昨日にひき続き劇団関係の仕事で一日中、イベントの手伝い。ああしんどかった。
*打ち上げの場にあったもの。

四月二日(月)
*焼き餃子、玄米、肉団子、炒め蒟蒻、鴨と野菜のスープ、大根と金柑のサラダ、林檎。

四月三日(火)
 近所の公園へ弁当を持っていって花見をする。まあ昼飯を食っただけですけど。娘は花より鳩を追いかけるのに夢中で、ずうっと走りまわり続けてふらふらになり、帰りには寝てました。
*菜の花と塩豚のスパゲティ、鴨と野菜のスープ、大根とパプリカと金柑のサラダ、パルメザンチーズ。

四月四日(水)
*玄米、玉葱と葱の醤油漬け、牛蒡の煮物、菜の花の酢味噌あえ、キムチ、トマトとパプリカのサラダ、魚と野菜のスープ。

四月五日(木)
 夕方、五十分ほど走る。
*サムゲタン、トマトとパプリカのサラダ、魚と野菜のスープ。

四月五日(金)
 劇団関係の仕事で道案内みたいなことをしたりする。
*鶏飯(もち米)、キャベツとパプリカとトマトのサラダ、厚揚げとチンゲン菜の煮物。

四月六日(土)
*チゲ。

四月七日(日)
 今日も劇団関係の仕事でメガホンで道案内みたいなことを一日やる。まあ初日よりはだいぶ楽であった。帰ってきてから、ああそうか今日は選挙だったか、とさっそく投票場である近所の小学校まで行ってきたのだが、投票場という看板は出ているがなぜか真っ暗で、でも正面のドアは開いている。おかしいなあ、たしか八時までのはずだったがなあ、と中に入ってみたのだが廊下もやっぱり真っ暗で、しかし今さら引き返すのもくやしい気がして、「ゲゲゲの鬼太郎・妖怪選挙の巻」などとつぶやいたりしながら真っ暗な廊下を半分手探りで歩いていると本当に怖くなってきて、なんだかよくわからないがえらいことになってしまった選挙になど来るのではなかった、と後悔しはじめたところで、ようやく前方に蛍光灯の光が見えて、見覚えのある体育館の前に出たのだった。まあ入口を間違えてだいぶ離れたところから入ってしまっただけのことなのだが、しかし廊下に明かりくらいは つけておいて欲しいし、明かりをつけないならそっちの扉は閉じておいて欲しいものだと思ったが、でも、やっぱり夜の小学校というのはなかなか怖いものだと再認識できたからなかなかいい選挙であったとも言える。皆さん、選挙に行きましょう。
*チゲ、白米。

四月九日(月)
 昨日と同じようなことをする。
*居酒屋にあったもの。

四月十日(火)
 近所の公園へ花見に行く。まあ花見といっても昼飯を持っていって桜の下で食うだけであるが。今日はかなり見事な花吹雪を見ることができて得した気になった。
 夜は一心寺シアターのワークショップ。ストレッチとタップ。まだ全然まともに足が動かないのだが、タップダンスというのはなかなかおもしろい。
*スパゲティー・ジェノベーゼ、パプリカとキャベツのサラダ、鶏と野菜のスープ。

四月十一日(水)
*キムチ炒飯、南瓜と芋のコロッケ、パプリカとキャベツのサラダ、豆乳スープ。

四月十二日(木)
 このあいだの鴨が、約二週間でついにコンフィとして仕上がる。鴨のコンフィというものは、たしか五年ほど前、フランスを旅行しているときにボルドーのレストランで初めて食ったのだったが、そのうまさに驚いてその旅行中は何度も食い、それからもフランスに行く度に店で食ったり市場の惣菜屋で買って宿で食ったりしていたのであるが、それがこうして家で食えるとはなあ。いろんなところから引っ張ってきたレシピを総合して作ったらしいが、それにしても味といい肉のほろほろぐあいといい、たしかにあの通りである。妻の食べ物に対する執着と味を記憶する力とその再現能力にはいつもながら頭が下がる。
*鴨のコンフィ、玄米、野菜炒め、コールスロー、味噌汁。

四月十三日(金)
 夕方、五十分ほど走る。
*ちらし寿司、菜の花お浸し、味噌汁、梅のパウンドケーキ。

四月十四日(土)
 天満の友人宅で焼肉。なぜか犬にやたらと気に入られ、ずうっと顔を舐められ続ける。なんでも、ひげのおっさんが好きな犬らしい。今まで生きてきて、あれほど好かれたことはたぶんない。舐められすぎて今も顔が痛い。
*焼肉、サラダ、梅ケーキ。

四月十五日(日)
 妻が葉書で当てたスパイダーマン大会に行く。スパイダーマン大会といっても別にスパイダーマンが沢山集まったりするわけではなく、単に『スパイダーマン』と『スパイダーマン2』を一挙上映するだけ『スパイダーマン3』の試写会ではありません、なのであ る。
 二本も続けて映画を観るのはしんどいし、一作目はテレビで観ている。やっぱりやめとことか、と直前まで思っていたのだが大画面で観ると印象が違うだろうし、2はおもしろそうだし、まあこれも仕事みたいなもんか、などとつぶやきつつ自転車を漕いでしぶしぶ 行ってみると、いやなんとテレビの画面で観るのとは全然別の映画みたいだし、それに加えて『スパイダーマン2』は相当な傑作ではないか。ああ、めんどくさがりながらも観に行ってよかったなあ。いやあ、仕事した仕事した。当たり前のことだが、やっぱり映画は 映画館で観るように出来ているのであった。
 それにしてもスパイダーマンって、お隣さんとかクラスメートとかクラスメートの親父さんとか社長になったクラスメートが出資している科学者で大学の先生の知り合いとか、なんかやたらと世間が狭くて、ほとんどご近所トラブルみたいな話だなあと思う。
*盥うどん。



無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
[  カメ天国通信 に戻る |  前のページへ |  次のページへ ]