カメ天国通信


その182

【カメ人間日記】
(2008年7月前半)

七月一日(火)
 旅行から帰ってきてからなまけていたが、ひさしぶりに朝、五十分ほど走る。
*アスパラガスと茄子のリゾット。

七月二日(水)
 光文社から『レイコちゃんと蒲鉾工場』の文庫が届く。どう考えても売れそうにないのだが、ちょっとは売れてくれないと困るなあ。でもやっぱりどう考えても売れそうにないよなあ。
*ピザ・マルゲリータ、胡瓜とらっきょうと豆のサラダ、冷たい味噌汁、バナナロールケーキ、ラムレーズンアイスクリーム。

七月三日(木)
*鯵の香草焼き、白米、野菜スープ、コールスロー、ベトナム風スイートコーン、バナナロールケーキ。

七月四日(金)
*冷やしうどん、バナナロールケーキ。

七月五日(土)
*ピザ・マルゲリータとアンチョビとひゅう菜。

七月六日(日)
*冷やしうどん、コールスロー。

七月七日(月)
 朝、五十分ほど走る。
*焼きうどん、味噌汁。

七月八日(火)
*炒飯、味噌汁。

七月九日(水)
*黒米入り玄米、烏賊の醤油漬け、コールスロー。

七月十日(木)
 朝、五十分ほど走る。
*アスパラガスと茸のリゾット、コールスロー、味噌汁。

七月十一日(金)
*空芯菜と茄子とモロヘイヤと茸のコチジャン炒め、黒米入り玄米、モロッコインゲンと玉葱とトウモロコシのサラダ、おからの炊いたん、焼き枝豆、味噌汁。

七月十二日(土)
 朝、五十分ほど走る。
 いったいどないなってんねんとぼやくしかないような蒸し暑さの中、三宮駅で待ち合わせた田中啓文といっしょに坂を登ってビッグアップルへ。第一回の暗闇朗読会なのだ。SF大会でやったことはあるが、今回は初めてのライブハウス。
 こんな暑さでこんな坂、誰も登ってきてくれへんで、などと言いながら辿り着くだけでもう汗だくのへとへとである。対バンをお願いしたテルミンユニット・and more‥の演奏に続いて、暗闇朗読を決行。
 前半に『楽屋で語られた四つの話』を読んでからタッチ、田中啓文は『異形家の食卓』に入っている「桃太郎」、そして、また交代して、「緑の石」「登山電車」「夜の駅」(『曖昧な旅』より)を読む。もちろんその合間には、田中啓文がサックスでごぎゃぐぎゃやってくれるのである。
 なんとか無事にやり終えて照明をつけて、最後に、and more‥もまじえての即興演奏と共に『レイコちゃんと蒲鉾工場』の一部を読んだ。これはまったく打ち合わせ無しだったが、いい感じでぐちゃぐちゃになったと思う。
 お客さんははたして来てくれるのか、と心配だったが、目標の十人はちゃんと超えたし、やっぱり会議室とかと違ってライブハウスは場としてもかなりやりやすかったし、とりあえずビッグアップルのマスターが「おもしろかったなあ、次はいつにする? もう今決めてしまお」などと、なんだか喜んでくれているみたいだったので、よかったよかった。
 というわけで、いつやるかはまだ決まってませんが、第二回をやることは決定しました。
 十二時前まで飲みながらだらだらしていて、でも、電車のなくならないうちにちゃんと帰ったつもりだったのに、大阪に着いてみると環状線の最終は京橋止まりで、まあ最近は夜中に走ってないしこういうのもええか、と思ってラッパを片手に京橋から環状線の高架沿いにたらたらと走ったり歩いたりして、二時頃、寺田町まで帰ってきた。ああおもしろかった。やっぱりライブはいいな。
*玉子丼、そば。

七月十三日(日)
 朝からビッグバンドの練習、それから西宮北口で田中啓文がやるレコードコンサートというかジャズ講座というか、なんかそんなのを見物にいって、それから飲みに行って、手塚治虫のサンダーマスクの話などをして、でも今日はちゃんと電車のある時間に帰った。
*居酒屋にあったもの。

七月十四日(月)
*ちらし寿司。

七月十五日(火)
 娘の保育園の授業参観というかなんかそんなのに行き、給食をいっしょに食べてから帰ってくる。
 子供たちが遊ぶ部屋には、ままごと用のいろんな食べ物のおもちゃが置いてあるのだが、どういうわけかやたらとたこ焼きが多いのである。全体の三分の一くらいがたこ焼きだ。あきらかにバランスがおかしい。もしかして、この土地の主食はたこ焼きなのか。
*夏野菜のスパゲティ。



無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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