カメ天国通信


その186

【カメ人間日記】
(2008年9月前半)

九月一日(月)
 『ダークナイト』を観にいく。冒頭のツカミが強烈。こういう重たいアクションはひさしぶりに見た気がする。
*炒飯、ポテトサラダ、冬瓜とモロヘイヤと鴨の皮のスープ。

九月二日(火)
 部屋のなかでミュートをつけてちまちま吹いているとオープンにしてもなんだか鳴らなくなってしまったので、最近はたまに公園でラッパを吹くようにしているのだが、前からたまに前を通り過ぎたりしていた小学生の男の子がやってきて、「それ、ぼくにも吹かせてくださいよ」とか言うのである。「吹きたかった吹いたらええけど」と渡してやった。いきなり吹いてももちろん音は出ない。「こうやって唇をぶうううと鳴らして」と教えてやると「むずっ」とか言いながらそれでもちゃんと音を出している。「むずいなあ、これ」「そやねん、むずいねん。なんぼ練習しても、むずいままやわ」
 ところが子供というのはえらいもので、けっこうちゃんと、ぽおおお、と音が出たりする。「出た出た」「おお、すごいなあ」「ほな行くわ」と自転車で走って行ってしまう。
 子供の頃、近所の空き地などには、いったい何をしているのかわからん正体不明の怪しいおっさんというのがいて、最近でもああいうのはいるのかなあ、などと思っていたのだが、気がついてみると自分がまさにその怪しいおっさんなのだ、というアイアムレジェンドみたいな話。どこがや。
*素麺、ポテトサラダ、水菜と玉葱と万願寺のサラダ、白桃。

九月三日(水)
*炒飯、味噌汁、西瓜、白桃。

九月四日(木)
*茄子と玉葱とバジルペーストのピザ、トマトピューレとアンチョビのピザ、ポテトサラダ。

九月五日(金)
 関西の人にしかわからないだろうが、ちちんぷいぷいというテレビ番組があって、それでここ三日ほど、ジャンプしている写真というのを番組中に募集していたのである。
 ああ、ちょうど娘がジャンプしている写真があったなあと思って、さっそくコンピュータを開いて、その画像ファイルをメールに添付して送ると、約二時間にコーナーの最初にいきなりその写真が出てきたのでびっくりした。それはまあ当たり前といえば当たり前なのだが、でも便利というか不思議な世の中である。
*ホルモンと野菜のぴり辛炒め、玄米、味噌汁、瓜、白桃。

九月六日(土)
*ホルモンと野菜のぴり辛炒め、玄米、ポテトサラダ、味噌汁、瓜、白桃。

九月七日(日)
 森山由海さんが田中啓文のジャズミステリのシリーズに描いているイラストを中心にした個展をやっている中崎町のカフェに行ってコーヒーを飲みつつイラストを観て、そこにいた田中啓文、小林泰三、そこへ偶然やってきた堀晃さん、いま梅田についたわと電話を入れてきた田中哲弥、と、まあ結局いつもの面子で飲みに行って、例によっていつものようにビールを飲んでアホな話をいっぱいする。まあじつは他にもいろいろどたばたとあったのだが、ややこしいしめんどくさいので書かない。まあ大したことがなくてよかった。嫁はんにも怒られませんでした。
*居酒屋にあったもの。

九月八日(月)
*鯛めし、冬瓜のスープ、甘海老、万願寺と玉葱と瓜のサラダ、白桃。

九月九日(火)
 ブルーナー展を観に天保山へ三人で出かける。桜島側から天保山へと渡し船に乗る。USJに勤めている外人がいっぱい自転車で乗ってきたりして、なんだか外国を旅行しているときみたいな気分になる。娘はアイスクリームをまるまるひとつ食べてご機嫌。ミッフィーより船より、結局いちばん印象に残ったのはローソンで買ったアイスクリームらしい。
*車海老刺身、白米、冬瓜のスープ、西瓜。

九月十日(水)
*盛岡冷麺、水菜と瓜と万願寺とチーズのサラダ、ツルムラサキのお浸し、冷奴、冬瓜のスープ、白桃。

九月十一日(木)
*ツルムラサキ入りのお粥、冬瓜のスープ、茄子とツルムラサキと玉葱と豚肉の炒め物。

九月十二日(金)
*茄子とカボチャと鶏のタイカレー(グリーン)、白米(バスマティ)、水菜と万願寺とサラミとチーズのサラダ、冬瓜と蜆の味噌汁。

九月十三日(土)
 暑くてばてていたところに、足の指を強打して腫れあがっていたりして、しばらく走っていなかったのだが、ひさしぶりに夜走る。
*茄子とカボチャと鶏のタイカレー(グリーン)、白米(バスマティ)、水菜と万願寺とサラミとチーズのサラダ、ししゃも、冬瓜と蜆の味噌汁。

九月十四日(日)
 夕方から、子供を親に見せに田舎へ帰る。
*炊き込み御飯、鶏唐揚げ、焼き鳥。

九月十五日(月)
 夕方、大阪へ帰ってくる。
*すき焼き、白米、冬瓜と蜆の味噌汁。


無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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