カメ天国通信


その195

【カメ人間日記】
(2009年1月後半)

一月十六日(金)
 新世界の奴寿司で、家族三人、堀晃さんにおごってもらう。高校生の時に読んでどえらい衝撃を受けたあの『太陽風交点』の堀晃といっしょにお酒を飲んで、しかもそこに妻と娘までいっしょにいるとは、人生というのはなんとも不思議なものである。
*湯豆腐からバッテラまでいろいろ。

一月十七日(土)
*鴨のロースの醤油漬け、大根と水菜とキャベツのサラダ、黒米入りご飯、豆のスープ。

一月十八日(日)
 朝から昼過ぎまでバンドの練習。帰ってきてからずっと子供と遊んでいた。
*鴨のロースの醤油漬け、大根と水菜とキャベツのサラダ、黒米入りご飯、豆のスープ。

一月十九日(月)
 夕方、五十分走る。
*ベーコンエッグ・トマト丼、豆のスープ、風呂ふき大根。

一月二十日(火)
*手打ちタリアテッレ・ポルチーニとベーコンのクリームソース、大根とキャベツと金柑のサラダ、コールスロー、風呂ふき大根。

一月二十一日(水)
*鴨のロースと玉葱の醤油漬け、白米、大根とキャベツと金柑のサラダ、コールスロー、クリームシチュー、風呂ふき大根。

一月二十二日(木)
 午前中、劇団の稽古場でトランペットのレッスン。
 今日で娘は四才になった。もう四年もたったのか。不思議だ。
*手打ちタリアテッレ・カルボナーラ、クリームシチュー、風呂ふき大根、バースデーケーキ。

一月二十三日(金)
*鯛の塩焼き、白米、蓮根とサツマイモチップス、風呂ふき大根、大根と柚子の浅漬け、コーンスープ、ケーキ。

一月二十四日(土)
*ドリア、風呂ふき大根、大根と柚子の浅漬け、ケーキ。

一月二十五日(日)
*タイカレー(グリーン)。

一月二十六日(月)
 夕方、四十分ほど走る。
*うな丼、蜆の味噌汁。

一月二十七日(火)
*焼き餃子、大根と水菜とトマトと金柑のサラダ、蜆の味噌汁、キウイ。

一月二十八日(水)
 つるっぱし亭に行く。

桂ちょうば  強情灸
桂雀三郎  不動坊
桂阿か枝  金明竹
桂雀三郎  天狗裁き

 会話の内容からして落語を何度か聴いたことがあるが雀三郎師匠の落語は初めてであるらしい隣に座っていた人達が、終わったあとで、おもしろかったなあ、うんおもしろかった、おもしろかったなあ、めっちゃおもしろかったあ、とうわごとみたいに繰り返していたのがおもしろかった。いやその気持ちはよくわかります。
*打ち上げの場にあったもの。

一月二十九日(木)
 田中啓文が行けなくなったとかで『エリザベート』のチケットをくれたのである。わざわざ宅配便で送ってきてくれたのだが、これがなんとまあ一万三千円もするチケットだ。これまでにも、だぶったCDだの本だの雑誌だの、いろいろともらってきたが、それにしても一万三千円。この金額は、もうほとんど賄賂である。
 というわけでさっそく受け取ったチケットを持って観にいってきた。
 前半はちょっとだるくて、ここで三十分の休憩です、とか言われたときは、正直かなわんなあと思っていたのだが、後半、お話がどよどよと暗くなってからはかなり盛り上がって楽しめた。しかし、最後に、どじゃあああああん、とオーケストラが盛り上げるなかを、全員でずらっと並ばれるとそれだけでものすごく感動的なものを観たような気になって、だるいなあ、とか思った記憶など簡単に上書きされてしまい、冷静になって考えるとなんか騙されたような気になったりもするのだが、こういうもののファンというのは、そんなふうに騙されたくて来ている人がかなりの率でいるのではないかと思う。まあそもそ も舞台というのはそういうものなのかもしれませんが、それにしても一万三千円、いや、もちろんそのくらいお金がかかっているということはよくわかりますが。
*タイカレー(グリーン)、白米、大根サラダ。

一月三十日(金)
*鮭と大根と白菜と里芋の鍋、白米。

一月三十一日(土)
 夕方、四十分ほど走る。
*ジャガイモとアンチョビの炒め物、焼きハンペン、白米、野菜スープ。



無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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