カメ天国通信


その205

【カメ人間日記】
(2009年6月後半)

六月十六日(火)
 夕方、五十分走る。
*ファラフェル、白米、味噌汁、ルッコラ、トマト。

六月十七日(水)
*イカ墨のスパゲティ、キャベツと玉葱とバジルのサラダ、味噌汁。

六月十八日(木)
 妻が、IHクッキングヒーター体験料理教室なるものに応募して当たったのである。アサリとトマトのスパゲティとかサーモンのパン粉焼きだのワインゼリーが食べられるというので、いっしょに行くことにしたのだ。お前は閑か、と言われそうだが、その通りである、まいったか。
 ちょっと話を聞いて料理を作るのを見ていたら食べられるのだろうと思っていたら、これがけっこうガチの料理教室であり、四人一組で料理を作らなければならない。まあ邪魔にもならず、大きな失敗もせず、共同作業をなんとかやりとげてとにかくほっとしたのであった。ああいうのは緊張するなあ。
 料理はなかなかおいしくできたし、先生の山田シェフはおもしろい人だったし、なによりも、きちんと料理ができる人が手際よく料理を作っていくのをすぐ近くで注意深く観察する(なにしろそのあとで自分たちがやらなければならないのだ)というのはじつにいい経験で、参考になることも多かった。いったい何の参考になるのかは知らないが。
 関係ないが、行く途中、大阪駅でロザンがちちんぷいぷいのロケをしているのを見かけたのだが、帰りに通りかかったらまだ同じロケをやっていた。ロケは大変だなあ。
*ファラフェル・サンドイッチ、豆乳と茸とベーコンのスープ。

六月十九日(金)
 夕方、五十分走る。
*ホワイトカレーライス、キャベツと玉葱とバジルのサラダ。

六月二十日(土)
*冷やし中華、野菜と茸のスープ。

六月二十一日(日)
 午前中、バンドの練習。
*ホワイトカレーライス、キャベツと玉葱とバジルのサラダ。

六月二十二日(月)
 ひさしぶりに天満のあたりを歩く。ここに住んでいたのはすごく昔のような気がする。市場の中を歩いているとなんだか夢の中にでもいるみたいである。
*ちらし寿司、味噌汁。

六月二十三日(火)
*ホワイトカレーライス、キャベツと玉葱とコーンのサラダ、八朔。

六月二十四日(水)
 夕方、四十分走る。
*かき揚げ、黒米入りご飯、キャベツと玉葱とバジルのサラダ、八朔。

六月二十五日(木)
 接骨院で定期メンテナンス。
*焼き餃子、黒米入りご飯、空芯菜と玉葱の大蒜炒め、人参の葉の炒め物、豆乳とジャガイモのスープ(冷)、キャベツと玉葱とバジルのサラダ、八朔。

六月二十六日(金)
 『ハナシをノベル!!』に行く。

   今回の新作は、
『釣りは天国』浅暮三文・作
『地獄八百景』北野勇作・作

 自分の書いた落語を客席で聴くというのは、やっぱり心臓に悪いのである。最近けっこう慣れてきたかなと思っていたのだが、そんなことはない。もどかしくても自分ではなんにもできない、というあの感じは、嫌な夢の中にいるみたいだ。
 『釣りは天国』は、のんびりほのぼのしたまあこういうのもありか、という落語になっていたと思うのだが、つぎの自分のが気になってまともに聴けていない。
 『地獄八百景』は、繰り返しが何度かあって、その部分で八天さんが混乱してあやうく空中分解しそうになるのを客席でずっとはらはらして見ていた。しかしまあさすがにそこは場数を踏んだベテランのテストパイロットだけのことはあって、なんとか墜落させずに飛ばしてくれたし、着地は予想以上にうまくいったと思う。私としては今回いちばん確かめたかったのがその着地で、この手法は落語でも有効だということがわかったのが今回のいちばんの収穫。
 ネタおろしだから今回は仕方がないとして、もうちょっとこなれたら実戦でも使える変な飛び道具になるのではないか。というか、なって欲しいなあ。
 ああ、それから今回は田中啓文と山中氏が「三途の川の子守唄」を無理やり三番まで歌うという暴挙に出たことによって、ますますわけのわからない会になったのもよかった。なにがよかったのかは知らないが。
 ついでに今回のパンフレットに書いた文章を転載しときます。

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『地獄八百景』

 あの世が舞台、という共通点があるだけで、あの『地獄八景』とはとくに関係はありません。『ウニバーサル・スタジオ』という、架空のテーマパークを舞台にした小説の中の1エピソードを落語化したものなのですが、あの小説はびっくりするくらい評判が悪かったなあ。
 まあ書いといてこんなことを言うのもなんですが、楽しく笑えるような落語になっているかどうかはわかりません、というか、あんまり自信はありません、たぶん笑えないんじゃないかなと思います、まあちょっと覚悟をしといてください。かなり変な落語になっているという自信ならあるんですが。
 あと、落語という表現形式でどうしてもやりたかったことがあった、というのもあるのですが、それをここに書くとネタバレだし、それがうまくいくかどうかもよくわからないので、このへんで。
 というわけで、今回もよろしくおつきあいをお願いします。

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 真夜中に自転車で帰宅。
*打ち上げの場にあったもの。

六月二十七日(土)
*卵焼き、黒米入りご飯、空芯菜と玉葱の大蒜炒め、人参の葉の炒め物、豆乳と野菜のスープ、キャベツと玉葱とバジルのサラダ、八朔。

六月二十八日(日)
*かき揚げ丼、大根と玉葱のサラダ、スイートコーン、豆乳と野菜のスープ。

六月二十九日(月)
 午前中、劇団の稽古場でトランペットのレッスン。
*ざるうどん、かき揚げ、味噌汁。

六月三十日(火)
*グヤーシュ、白米、スイートコーン、人参の葉と桜エビの炒め物。



無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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