カメ天国通信


その209

【カメ人間日記】
(2009年8月後半)

八月十六日(日)
 午後、娘を自転車に乗せて長居公園へ連れて行く。博物館と植物園を見せてやろうと思っていたのに、娘は滑り台と鳩を追いかけまわすのに夢中で結局どこにも入らず帰ってくる。まあやりたいことをやりたいようにやらせておくしか仕方がない。
*茄子のコルマ、モロヘイヤとかぼちゃのスープ、胡瓜と玉葱とずいきのサラダ。

八月十七日(月)
*コルマ、揚げだし豆腐、生ハムと胡瓜とセロリと玉葱のサラダ。

八月十八日(火)
*炒飯。

八月十九日(水)
*茄子とかぼちゃのタイカレー(グリーン)、胡瓜と玉葱とずいきと生ハムのサラダ。

八月二十日(木)
 午前中、劇団の稽古場でトランペットのレッスン。
*茄子とかぼちゃのタイカレー(グリーン)。

八月二十一日(金)
*茄子とかぼちゃのタイカレー(グリーン)。

八月二十二日(土)
 F書店のOさんと打ち合わせ。なんだかんだでもう二年近くも、これにかかっているのだなあ。
*茄子とかぼちゃのタイカレー(グリーン)、モロヘイヤオクラのスープ。

八月二十三日(日)
 朝から子連れでバンドの練習に行き、それから天王寺動物園。娘はペンギンに釘付けになり、そのあとは爬虫類館アイファに大興奮。
*空芯菜と玉葱とベーコンの炒め物、モロヘイヤとジャガイモのスープ(冷)。

八月二十四日(月)
 地蔵盆で綿菓子を作る。ここ何年もやっているので、綿菓子製造機の扱いも手なれたものだ。円形の気流の中で、糸状になった砂糖が星雲みたいなリングを形成したまましばらく宙に浮いたりすると、気分はもうフェッセンデンの宇宙である。
*弁当、ピザ。

八月二十五日(火)
*卵とソーセージの炒め物、白米、モロヘイヤとオクラのスープ。

八月二十六日(水)
*焼き餃子、空芯菜の炒め物、白米、モロヘイヤとオクラのスープ。

八月二十七日(木)
 接骨院で定期メンテナンス。
 表面が鶏の油できらきら光っている透きとおったスープを見るととても幸せな気分になる。ああ、うちのサムゲタンはうまいなあ。
*サムゲタン、玉葱とセロリと胡瓜のサラダ。

八月二十八日(金)
*てり焼きチキン、白米。

八月二十九日(土)
 午後、『ハナシをノベル!!』に行く。
 20回記念ということで、最初にお題を客席から三ついただいて三十分で落語をでっちあげて、高座にかけてしまおうという企画なのであった。そのせいで、福田和代さんの新作落語「馬賊の清吉」は聴くことができず、他の落語も何をやったかすらまったくわからない。
 最初に「トカゲ」「総選挙」「押し入れ」とお題が出て、さっそく、牧野修さん、我孫子武丸さん、田中啓文さん、田中哲弥さん、といっしょにぞろぞろと廊下に出て、あーでもない、こーでもないとアイデアを出しあい、五人もいてはぐちゃぐちゃになってまとまるものもまとまらんのではないかと心配していたのだがそんなことはなく、途中からけっこう方向が勝手に決まってきて、それでも、いややっぱりこんなことするもんやないなあ、これはあやまらんといかんかなあ、と何度も思ったのだが、なんとか噺らしきものはまとまり、それを田中啓文さんが台本に仕立てあげ、八天さんに渡すことができたのでほっとした。とりあえず落語にはなっていたし、まあ即興の企画としては、まあなんとかなったのではなかろうか。
 おもしろかったけどやっぱり怖いなあ。途中ではほんまに、逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ、とつぶやくしかない場面もありました。
 終わって飲みに行って、見物に来ていた小林泰三さんから、例によって延々、仮面ライダーとウルトラマンとガメラ、それに最近子供が観るからどうしても観ることになってしまうプリキュアの話を四時間くらいにわたって聞かされる。「キュアパッションとキュアピーチって、あんなん絶対レズでしょ」知らんがな。
*打ち上げの場にあったもの。

八月三十日(日)
*サムゲタン。

八月三十一日(月)
*ベーコンエッグ、鶏スープ、玄米、セロリと玉葱と胡瓜と金柑のサラダ、プチトマトとモツァレラチーズとバジルのサラダ。



無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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