カメ天国通信


その215

【カメ人間日記】
(2009年11月後半)

十一月十六日(月)
 咳がちょっと出るのだが、長居公園まで走って、自転車のカギを破壊して無事回収に成功する。それにしても、ランニング途中のヒゲ坊主ジャージ男がリュックから出したでかいスパナとペンチで破壊作業をしているところを警官に見とがめられなくてよかった。日本は平和だ。
*鶏のお粥。

十一月十七日(火)
*肉団子の甘酢餡かけ、白米、味噌汁、海老煎餅、バナナケーキ。

十一月十八日(水)
*クリームシチュー、白米、人参の葉のきんぴら、大根サラダ。

十一月十九日(木)
*ツナとトマトのスパゲティ、人参の葉のきんぴら、大根と胡瓜のサラダ。

十一月二十日(金)
 またなかなか咳が止まらない。去年の悪夢ふたたびである。まずいなあ。
 夕方、四十分ほど走る。
*味噌ラーメン、人参の葉のきんぴら。

十一月二十一日(土)
 妻と娘は月曜まで留守。というわけで、ひさしぶりの静かな夜である。
*ブロッコリーと鶏のクリームシチュー、人参の葉とベーコンの炒め物、大根サラダ、グレープフルーツ。

十一月二十二日(日)
*焼き餃子、白米、大根サラダ。

十一月二十三日(月)
*ブロッコリーと鶏のクリームシチュー、人参の葉とベーコンの炒め物、焼き餃子。

十一月二十四日(火)
*おでん、白米、大根の葉のきんぴら。

十一月二十五日(水)
 なんとか向こうに抜けられそうな気がするのだが気のせいかなあ。
*おでん、黒米入り御飯、人参の葉のきんぴら、野菜スープ、柿。

十一月二十六日(木)
*蕎麦飯、野菜スープ。

十一月二十七日(金)
 宇宙ステーションとスペースシャトルの通過を娘の保育園前の広場の鯨の上で眺める。大阪の空はよく晴れていて、月をかすめていくステーションとシャトルがこれ以上望めないほど綺麗に見えた。家族三人で宇宙ステーションを見上げるというのは、なんとも二十一世紀なことであるなあ。
*おでん、白米、野菜スープ、プチトマトのサラダ、ロールケーキ。

十一月二十八日(土)
*角煮と野菜と卵入り味噌ラーメン、おからの炊いたん。

十一月二十九日(日)
 妻がフリーマーケットでクリスマスツリーを五十円で買ってくる。昭和の香りのするなかなかいいツリーである。
*角煮、大根と卵の煮物、コーンスープ、水菜とプチトマトのサラダ、おからの炊いたん、ミルクレープ。

十一月三十日(月)
 「ハナシをノベル!!」の新聞取材ということで、夕方から自転車で繁盛亭へ。このところ娘を後ろに乗せていることが多かったからか、ひとりで走るとじつに軽快である。いやあ軽い軽い、とちょっとハイになったところで、天神橋の上からは水色の空を背景にちょっと怖いくらい綺麗な真っ白な月が見えた。自転車で移動するとたまにこういう幸せがある。
 取材は、肝心なことは八天さんと田中啓文がほとんど喋ってくれるので、私は適当に茶々を入れていただけ。それから三人で飲みに行って、珍しくも真面目に落語の話などをする。本当は笑いの話とか落語の話なんか真面目にしたくないのだが、まあこういうわかっている人たちとなら、たまにはいいな。
 八軒屋の浜を横目に谷町筋を南へ南へ、四天王寺さんの石の鳥居の脇をかすめて寺田町へと帰ってくる。
*居酒屋にあったもの。


無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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