カメ天国通信


その218

【カメ人間日記】
(2010年1月前半)

一月一日(金)
 しかしまあ2010年とはまたSFであるなあ。
 娘をいっしょに商店街を散歩したり、公園の砂場で遊んだり。まああんまり正月らしいことはしない。
*サムゲタン、大根とトマトとスダチのサラダ、キムチ。

一月二日(土)
 娘を連れて田舎へ帰る。妻は大阪に残って年賀状の作成。
*蟹すき、他。

一月三日(日)
 夕方、大阪に帰ってくる。
*鴨のコンフィ、白米、玉葱と茸とサツマイモの炒め物。

一月四日(月)
*うどんすき。

一月五日(火)
 夕方、四十分ほど走る。
*キムチ炒飯、キャベツとスダチのサラダ、トマト。

一月六日(水)
*角煮、煮卵、キムチ炒飯、焼き芋、大根とスダチのサラダ、グレープフルーツ。

一月七日(木)
 夕方、五十分走る。
*角煮丼、野菜スープ、大根とスダチのサラダ。

一月八日(金)
*パスタ(フリッジ)・ポルチーニとほうれん草と豚肉のクリームソース、大根とスダチのサラダ。

一月九日(土)
 もうちょっとで抜けそうな気はするのだが。
*角煮丼、野菜スープ、大根とキャベツとスダチのサラダ、プリン。

一月十日(日)
 午前中はバンドの練習。午後は、娘と凧をあげたり、ままごとでお兄ちゃんの役をやらされたり。
*大根と卵の煮物、白米、野菜スープ、エリンギとほうれん草のバター醤油炒め、大根とスダチのサラダ。

一月十一日(月)
 午前中は、小学校で餅つき大会。餅は食べ放題だ。海苔醤油、きなこ、雑煮、ぜんざい、そしてまた海苔醤油、という無限餅ループに陥って、あやうく落語の『蛇含草』みたいなことになりかける。
 午後は、娘と公園に行って、延々『三枚のおふだ』ごっこをやらされる。もちろん、私が山姥である。やりながら、カプセル怪獣のもとネタというのはこれかも、と思う。三匹いるところとか、根本的な解決ではなく時間稼ぎでしかないところとか。
*大根と卵の煮物、玄米、なま節、大根とスダチのサラダ、味噌汁。

一月十二日(火)
 夕方、五十分ほど走る。
*鴨のコンフィ、鴨油で炒めた野菜、白米、大根とスダチのサラダ、味噌汁。

一月十三日(水)
 中崎町で暗闇朗読会。やたらと寒いのだが、どうせ電車のある時間には帰れそうにないので自転車で出発。
 自分の朗読に関してはいろいろと不満も反省点もあるのだが、まあこれは場数を踏まなければならないことだろうし、でも場数さえ踏めばなんとかなるとも思う。それはそれとして、おもしろかった。やっぱりこういうことは定期的にやらないといけないな。
 こうして肉声で聴くと、いろいろと発見がある。田中哲弥のあれは思っていた以上に嫌な話だ、とか。
 自分の作品に関しては、『社員たち』を読んでいるときに、あまり思っていなかったところで、笑いが起こって、ああそうか、こっちもありか、とか思いながらそっち方向に傾けながら読み進めていくと、書いていたときとは違うテンションで自分の中に台詞が立ち上がってきた、というのがなかなか興味深い体験で、自分としてはこれだけでもやってよかったと思える。初めてご一緒した詩人の平居さんはこの企画にはぴったりで、これからもよろしくお願いします。
 この方式はまだいろいろとおもしろいことをやれる可能性があって、それが確信できたのも大きな収穫。とにかく定期的にやって場数を踏むこと。技術とは別に場数というのはライブには絶対に必要である。というわけで、次はもっとおもしろいことをやりますやれますやらせます。
 予想通り、田中啓文、田中哲弥と朝まで飲むことになり、夜明け前の凍えた空気の中を自転車で帰宅。
*居酒屋とかサイゼリアにあったもの。

一月十四日(木)
 夕方、五十分ほど走る。
*揚げだし豆腐、野菜炒め、玄米、味噌汁、大根のサラダ。

一月十五日(金)
 夜、劇団の稽古場でストレッチとか発声とかいろいろ。
*なんというのか知らん蛾の蛹みたいな形のパスタ・ブロッコリーとポルチーニと玉葱のクリームソース。



無断転載禁止 (c) Yusaku Kitano/Hiroko Morikawa(イラスト)
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